ポケモンカード「なんかいことば」第9回
ポケモンカード「なんかいことば」
第9回「あまごい」
ポケモンカードに登場する、ちょっとむずかしい言葉。意味も分からず使っていること、あるよね。言葉の意味を知らなくても、カードゲームはできちゃうんだけど、意味を知っていて使ってたら、もっとカッコイイと思うよ。このコーナーでは、そんなむずかしい言葉をかいせつします。
第9回「あまごい」

レジェンド「ハートゴールドコレクション」のオーダイル、悪そうな顔をしていて、かっこいいよね。このオーダイルのポケパワー、「あまごい」の意味を知っているかな?
「あま」は「雨」、「ごい」は「こい」で「こう」こと、「もとめる」こと、「ねがう」ことだよ。つまり、「あめをねがう」こと。
農作物を育てるときに、雨はぜったいひつようだよね。でも、雨というものは、きまったように、ふってはくれない。時には、何週間も何ヶ月もふらない時があるのです。そこで、昔の人は、天に向かって「雨をふらせて下さい」とおねがいしたわけ。それが「あまごい」です。
あまごいには、火をたいておいのりをしたり、音楽をかなでておどりをおどったり、おそなえをしたり、いろいろなほうほうがあるけれど、何かを神様にささげることが多いんだ。時には「いけにえ」をささげることもある。いけにえとは、生きたささげ物。農業で使う牛や馬を神様にささげるために、ころして、肉やほねをそなえたり、また、ころさずに神社などでかうこともあるそうです。
水ポケモンがだんぜんゆうりになるこの「あまごい」、ポケモンカードでもれきしあります。
旧ウラのカメックスも、同じ「とくしゅのうりょく」(この時代は、「とくしゅのうりょく」という言葉を使っていました。)を持っていました。自分のポケモンにダメージカウンターを乗せるなどの、ハンデなし、いけにえなしのこののうりょく。つまり、何のささげ物もなく、あまごいをし、そして雨がふった、というかんじです。これはかなりきょういだったようです。そして、時は流れ、あのカメックスexの登場! そう、あの、ルギアとともに、ポケカの世界をせいはした、「カメルギデッキ」のカメックスです。このカメックスの「エナジーレイン」も「あまごい」とほとんど同じポケパワーです。しかし、このポケパワーには、ハンデ、いけにえがちゃんとありました。
*このパワーは、自分の番に何回でも使うことができる。自分の手ふだからエネルギーを1まいえらび出し、自分のポケモンにつける。その後、そのエネルギーをつけたポケモンに、ダメージカウンターを1このせる。このポケモンがとくしゅじょうたいなら、このパワーを使うことはできない。
ここで、「あまごい」は水ポケモンにあまりにゆうりなので、ダメージカウンターを1こ乗せるというハンデがついたのです。これが、いけにえに相当します。
そう、やはり、「あまごい」に「いけにえ」はひつようなのです。
わたしは水ポケひいきなので、あまり大きい声では言えないのですが、10ダメージぐらいでは、雨はふってくれないと思うのです。でもまあ、いけにえをしないあまごいもあるので、「コインを投げて、ウラなら自分のポケモン全員に10ダメージずつのせる」というハンデがあってもいいかな、というのがわたしの考えです。
