ポケモンカード「なんかいことば」第2回

2008年10月23日 木曜日 17:14 by yuka

ポケモンカード「なんかいことば」
第2回「諸刃の頭突き(もろはのずつき)」

ポケモンカードに登場する、ちょっとむずかしい言葉。
意味も分からず使っていること、あるよね。
言葉の意味を知らなくても、カードゲームはできちゃうんだけど、
意味を知っていて使ってたら、もっとカッコイイと思うよ。
このコーナーでは、そんなむずかしい言葉をかいせつします。
(実はyukaさんのしごとは国語の先生なのだ)

第2回「諸刃の頭突き(もろはのずつき)」
 おバカな芸能人(げいのうじん)が「やぶからスティック」というルー大柴(おおしば)の造語(ぞうご=つくったことば)を、
正しいと思って使っているのを、テレビで聞いてびっくりしました。
テレビの影響(えいきょう)って大きいよね。
「渡(わた)る世間に鬼(おに)はない」という言葉をもじって「渡る世間は鬼ばかり」としたドラマがあるけれど、
こちらが正しいと思っている人も多いみたい。
 わらってばかりはいられないよ。
yukaさんは、ツバメがとぶすがたを見て「あ、スバメだ~」と言っている子どもを見たことがある。
「本当は、『ツバメ』っていうんだよ」と教えてあげたくなったよ。
ポケモンカードの世界でも、本当の言葉からわざと少しかえて、(遊び心といいます)言葉を使っている場合が多いのです。

 今回取り上げる「もろはのずつき」もそう。
http://www.pokemon-card.com/card/details.php/card/21192

本当は「諸刃の剣(もろはのつるぎ)といいます。すごく似ているよね。
みんな、剣(けん)は知っているよね?
包丁(ほうちょう)と同じで、刃が片側(かたがわ)にしかついていないものがある。
ところが、真ん中がふくらんで、両方が刃になっている剣もあるんだ。
なんだかとってもあぶない感じ。
両方が刃になっているから、相手を切ろうとしてふりあげると、自分をも傷(きず)つけるおそれがある。
このことから、相手にも打撃(だげき)をあたえるが、
こちらもそれと同じくらいの打撃をうけるおそれがあることをたとえる時に使う言葉なんだ。
また、大きな効果(こうか)やよい結果(けっか)をもたらす可能性(かのうせい)があるけれど、
同じくらい大きな危険性(きけんせい)ももっていることをたとえる時にもつかうよ。

 ラムパルドの「もろはのずつき」も危険がともなうよ。
トレーナー「プラスパワー」やサポーター「バクのトレーニング」をつかっていた場合(ばあい)、
自分にあたえられるダメージも増加(ぞうか)します。
(公式ビジュアルブックより)
相手(あいて)を気絶(きぜつ)させようと、いろいろプラスすると、自分にのせるダメージカウンタもどんどんふえる。
気をつけようね。

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